心と体が軽くなる みのお腰痛セラピーのhappyブログ!

緑豊かな箕面の山の麓にある整体院の院長のブログです。

今日だけは

『今日だけは』

今日だけは、幸福でいよう。
リンカーンは「たいていの人々は、自分で決心した程度だけ幸福になれる」と言ったが、まったく至言である。
幸福は内部から生じる。外部のことがらではない。

今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにすべてを順応させることを控えよう。
自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。

今日だけは、身体に気を付けよう。
運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。
肉体を酷使したり、軽視することは慎もう。
そうすれば、身体は意のままに動く完全な機械になるだろう。

今日だけは、自分の精神を鍛えよう。
何か有益なことを学び取ろう。
精神的な不精者にはなるまい。
努力と思考と集中力を必要とするものを読もう。

今日だけは、魂の訓練のために三つのことをしよう。
誰かに親切をほどこし、気付かれないようにしよう。
ウィリアム・ジェームスが教えているように、修養のために少なくとも二つは自分のしたくないことをしよう。

今日だけは、愛想良くしよう。
できるかぎり晴れやかな顔をし、穏やかな口調で話し、礼儀正しくふるまい、惜しげなく人を褒めよう。
他人の批判やあら探しを慎み、他人を規則で縛ったり、戒めたりすることをやめよう。

今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。
一生の間続けるとしたら、嫌気のさすような問題でも、12時間ならばがまんできる。

今日だけは、一日の計画を立てよう。
処理すべき仕事を1時間ごとに書き出そう。
予定通りにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。
そうすれば、二つの悪癖-拙速と優柔不断-と縁が切れるかもしれない。

今日だけは、たった一人でくつろぐ時間を30分だけ生み出そう。
この時間を使い、時には神について考えよう。
人生に対する正しい認識が得られるかもしれない。

今日だけは、恐れないようにしよう。
とくに幸福になることを恐れたり、美しいものを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう。

デール・カーネギー「道は開ける」 より

腰に負担の少ない着地の仕方

・正しい着地の仕方

踵骨(かかとの骨)は末端でカーブを描いています。

ですから、末端のカーブの部分を支点として、

軽く地面や床に触れるだけで、

(強く地面や床に当てなくとも)

回転動作を伴い、合理的で理想的な重心移動を可能にします。

このような、からだ本来の機能を十分に発揮することができると、

とても楽に移動動作、歩行動作が可能となります。

 

・足の裏の使い方(足圧の移動)

足の裏が地面に接地する順番は

     ①かかとで着地

     ②かかとから外側縁(小指・薬指側)に移動

     ③拇趾球から第一指(親指)へと移動し、地面から離れることが理想です。

 

足の裏を一度、じっくり観察してみて下さい。

どうでしょう?

足の裏の形は①〜③のとおり地面に接地するように設計されています。

自然に設計されたとおりに体を使うのが、もっとも効率がよく、負担が少ないです。

歩くことは基本の動作です。

是非、お試しください。

身体に負担の少ない歩き方を身につけて、足腰丈夫な健康な体を維持しましょう。

 

腰に負担の少ない歩き方

1. アキレス腱からかかとを軽く持ち上げる。 
 
2. 歩幅を小さめに軽く出す。
 
3. かかと からそっと丁寧に着地する。

この歩き方だと、

・歩幅がせまくなるので、股関節や骨盤のひねりや捻じれが少なくなり、体の歪みが軽減されます。

・歩幅がせまくなるため、体を片足で支える時間が短くなり、股関節や膝、足首にあまり負担をかけずにすみます。

・かかとから丁寧に着地するため、地面からの衝撃が少なくなり、腰や股関節、膝、足首への負担が軽減されます。

・体の上下動が少なくなるので安定した歩き方になります。

症状によってはできない場合もありますが、一例として参考にして下さい。

腰に負担の少ない「ベッド」からの起き上がり方

1. あお向けでの姿勢で両膝を立てる 
  これで腰の反り返りがある程度解消されます。
2. 両ひざを立てたまま、痛みの少ないほうへ体全体を横に倒す
  腰をねじらないように、腰だけではなく肩も一緒に横へ倒すようにする
3. その姿勢のまま両足をベッドから下ろし、手でベッドを押しながら起き上がります。
  このとき重心が両膝と両足の真ん中にくるようにします。
4. ベッドの縁に腰を掛け両手で両膝を押しながらゆっくり立ち上がります。

症状によってはできない場合もありますので、一例として参考にして下さい。

腰に負担の少ない「床から」の起き上がり方

1.あお向けでの姿勢で両膝を立てる 
 これで腰の反り返りがある程度解消されます。
2.両ひざを立てたまま、痛みの少ないほうへ体全体を横に倒す
 腰をねじらないように、腰だけではなく肩も一緒に横へ倒すようにする
3.四つん這いになる
4.膝を胸のほうに近づけて正座をし、ゆっくりと体を起こす

5.立て膝になり、その膝の上に骨盤をのせる
6.そのまま片方の足を前に出して、顔は正面よりも少し上を向き、足と腕の力を使って前に歩くように立ち上がる

症状によってはできない場合もありますので、一例として参考にして下さい。

東洋医学的な病気の考え方(その4 最終回)~血液をサラサラにするには~

それでは、汚れた血液をサラサラにするために、日常生活の中で簡単に出来る方法を紹介したいと思います。

・からだの歪みの改善
→バランスの崩れた身体を、整えることで筋肉や関節の本来の位置や角度、適切な状態に整えます。これにより、身体全体に起こる過剰な筋肉の緊張を緩めると共に、血管やリンパ管、神経の圧迫を改善し、円滑な血液循環が図ることで自然治癒力を十分に発揮することができます。

・入浴
→温熱による血管拡張作用で血行が促進されます。血流が良くなることによって内臓や筋肉への酸素供給や栄養補給が増し、腎臓や肺からの老廃物の排泄作用も促されます。また、入浴による静水圧によって皮下の血管やリンパ管が圧迫され、全身の代謝が活発になり、老廃物の燃焼が促進されます。
体の芯まで温めるために、ぬるま湯でゆっくり長く入ることをお薦めします。

・適度な運動
→手軽で簡単に出来るものとしては、ウォーキングがお薦めです。運動によって筋肉を動かすと筋肉内の毛細血管が収縮拡張します(これをミルキングアクション(乳搾り効果)という)。これにより、血液を全身に循環させます。
更に、運動して筋肉を動かすと糖や脂肪の燃焼させることが出来るとともに、体熱が上昇して血液の流れが良くなります。

・食生活の改善(食べすぎの改善)
→「腹八分」を心がけるとともに、高糖質・高脂肪食を改めることで血液の汚れを予防できます。

・笑う
→おかしくて笑っているときは、自然に大きく息を吐き、全身の力が抜け、リラックスしている状態といえます。つまり、心身の固さをほぐすのに、笑うことはとても効果的です。
笑うことにより、体中の緊張が緩み筋肉が柔らかくなることで、血行が促進され自然治癒力も高まります。
  

東洋医学的な病気の考え方(その3)~血液の汚れる原因~

前回は「万病一元、血液の汚れから生ず」ということで、血液が汚れることによって生ずると様々な症状について紹介しました。

今回は血液が汚れる原因について紹介します。

血液の汚れる主な原因として、大きくは「血行不良」「食べすぎ」の2つに分けられます。

(1)血行不良

血行不良の原因としては、色々とありますが、

主に「からだの歪み」「からだの冷え」「運動不足」「ストレス」等があります。

 

・からだの歪み
身体の歪みにより筋肉や骨格のバランスが悪いと、筋肉や関節への負担が大きくなります。

重力に対して身体を支えるためには、
よりたくさんの筋肉を使わなければならなくなり、その状態が長く続くと、
筋肉が固く緊張したままになり(慢性的な筋肉疲労
筋肉の間を通る血管を圧迫し、血行不良の原因となり、血液を汚す原因となります。また、エネルギー消耗が多く疲れやすくなります。

・からだの冷え
からだが冷えると、筋肉が固くなり、
体内のあらゆる代謝反応が抑制されるため、血液内の老廃物や中間代謝物が残留し、血液を汚してしまいます。

・ストレス
心身に大きなストレスがかかると、体は緊張した状態になり、
副腎からアドレナリンやコルチゾールなどのホルモンが分泌されます。
すると、血管が収縮し、血圧や血糖が上昇します。
こうした状態が長く続くと、血行が阻害され、血液が淀み、血液中のコレステロール中性脂肪などの老廃物は十分に燃焼される機会を失い、血液が汚れることになります。

・運動不足
 筋肉は体温の約40%以上を産生するといわれており、筋肉を動かして熱が発生することで、血液中の老廃物を燃焼します。
また、筋肉を動かして血管が拡張・収縮を繰り返すことで、血行促進効果も得られるため、淀んだ血液に流れを起こすことで、その浄化に一役買うことも出来ます。運動不足は、それらの効果を期待することが出来ません。

 

(2)食べすぎ
東洋医学では「消化・吸収は排泄を阻害する」という言葉があります。
食べすぎは栄養素の消化・燃焼を妨げ、老廃物や中間代謝産物を多く作り出し、血液を汚すことになります。

その4~血液をサラサラにするには~に続く