みのお腰痛セラピーの施術って?~Q&A~
みのお腰痛セラピーでは、「からだの歪み」を取り除いて、
様々な症状を改善します。
からだの動きがおかしい、痛くなったりシビレたりする
――これはからだが歪(ゆが)んでいるからかもしれません。
からだを緩めて、歪みや凝りをとり除いて、身体のバランスをとり戻しましょう。
- Q1 なぜ痛くなったり、痺(しび)れたりするんでしょう?
- Q2 からだが歪んでバランスが崩れるとなぜ痛みがでるのですか?
- Q3 では肩こりなども歪みの結果ですか?
- Q4 みのお腰痛セラピーの施術って、どんな風にするんですか?
- Q5 実際にはどんな風にするのですか?
- Q6 本当にゆさぶるだけで、 身体が変化するのですか?
- Q7 みのお腰痛セラピーで、つらい症状が楽になりますか?
- Q8 自分で何かすることはありますか?
- Q9 みのお腰痛セラピーでは特にどんな症状に効果がありますか?
- Q10 どのくらいの頻度で通えばいいのですか?
- Q11 戻ることはないのですか?
- Q12 好転反応が出ることはありますか?
- Q13 服装はどうしたらいいですか?
- Q14 不眠や神経症状などはどうなりますか?
Q1 なぜ痛くなったり、痺(しび)れたりするんでしょう?
A1 からだが歪みバランスが崩れるからです。
身体はいつも動いています。筋肉も骨もそうです。夜は静かに寝ているつもりでも寝返りをうちますし、 頭蓋骨にじっと手を当てると、息に合わせて少し動いているのが分かるでしょう。 コンクリートの建物のようにがっちりと固まっているわけではないのに、 なぜ人の身体はまっすぐ立っていられるのでしょう。
バランスをとる仕組みが身体に備わっているからです。両足、お尻から腰にかけて、 つまり股関節から骨盤。その上に肩と頸(くび)がバランスをとっています。 脚もバランスをとる上で重要な部分です。
Q2 からだが歪んでバランスが崩れるとなぜ痛みがでるのですか?
A2 あちこちが硬くなり血行が悪くなるからです。
全身にはバランスをとる仕組みがいつも働いていますが、からだの前後差・左右差が発生して、バランスが崩れると、周辺の筋肉はバランスを取るために緊張します。 筋肉の緊張によって凝り固まって縮んだ筋肉(筋肉の拘縮)は血管を圧迫し、血行が悪くなります。
そうすると、血行の悪さのために、疲労物質や老廃物などが蓄積するという悪循環が起きてきます。
さらにこれは血流が阻害されている部分だけでなく、他の部分にも負担がかかるので、連鎖反応のようにからだのあちらこちらの筋肉が次々と拘縮し、ますます悪循環がおこって、いたるところに痛みやしびれが出るようになるかもしれません。
なんだかわからないけど、疲れやすい、だるい、からだのあちらこちらが痛いというような時は、バランスを早くもとに戻しなさい
――そう体が声を出してくれていると考えてもいいのでしょうね。
Q3 では肩こりなども歪みの結果ですか?
A3 その通りです。
ひどく肩がこっている人を観察して分かるのは、骨盤が歪んでいること、肩の高さに左右差が生じて肩の関節が硬くなっていること、 頭が左右のどちらかに傾いていること、股関節の位置が悪いこと、などです。股関節を直し、骨盤を正しい位置に戻してやり、肩の高さの左右差や頭の傾きを正してやると、自然に肩こりが消えて行きます。
骨盤の真中にある仙骨の位置がほんの少し変化するだけで、背中の張りが消えて行くことも珍しくありません。 また、膝が痛い人の膝関節を正し、骨盤を正してやると、膝の痛みがわずかの時間で消えてしまうことはあります。
Q4 みのお腰痛セラピーの施術って、どんな風にするんですか?
A4 骨格・筋肉などのバランスを回復させます。
バランスがうまく取れていない身体では、あちこちが痛くなったり、痺(しび)れたり、 という不調を生じています。こんな時は骨格や筋肉、筋膜などをいい状態に戻す必要があります。
そのために、骨格を自由度の高い位置に戻す、筋肉の凝りを取り除く、 組織を変化させる、といった作業が必要です。 からだの歪みを整える(整体)というと、力任せに骨をごりっと動かすのだ、 と思われている人も少なくないと思います。でも、それは事実ではありません。 それぞれの関節や筋肉によって特有の性質がありますから、これに従って必要な操作を加えると、 自然に関節がもとに戻ったり、筋肉が緩んだり、組織が変化したりします。
Q5 実際にはどんな風にするのですか?
A5 骨盤を中心に“ゆさゆさ”と全身を軽くゆさぶる独自の手技施術を行います。
関節を支える筋肉を操作して、骨盤・背骨・股関節などの歪みを整えます。
骨格は筋肉が縮んだり伸びたりして動いています。
その筋肉の機能的原則を応用して、 全身の筋肉の異常に緊張した部位を徒手でゆさぶり、正常な状態に整えて全身の骨格の歪みを治し、本来の設計通りに正しく整えます。治療は無痛でソフトに行いますので、そのまま寝てしまう方もいらっしゃいます。
からだを揺さぶるだけでなぜ身体が変わるのかと、不思議に思う人が少なくありません。
Q6 本当にゆさぶるだけで、 身体が変化するのですか?
A6 硬直している部分では特別な操法が必要です。
非常に硬くなっている部分では、ゆさぶるだけでは解決しない場合もあります。 ですから、すべてがゆさぶるだけということではありません。まずは、全体を緩めておいて、 他の施術を併用すると変化しやすいようです。 基本的には強い力を使いません。
Q7 みのお腰痛セラピーで、つらい症状が楽になりますか?
A7 多くの患者様の症状が改善していますが、症状を取り除くことが目的ではありません。
辛い症状があるのは、からだが歪んで警戒信号を出しているからです。ですから、症状のもとになっている歪みを取り除きます。
もとになっている歪みがなくなれば、 自然に症状が消えて行きます。
ですから「腰痛の治し方」、「肩こりの治し方」、などというものはなく、その状態を生んでいる原因を取り除くという考え方です。ですから、注射や貼り薬で症状を抑えるような発想とはまったく異なります。
その結果、急性のものなら1回~数回の施術で改善することもあります。
しかし痛みを起こすのは、バランスがどこかでおかしくなっているわけですから、それを元にもどすには、やはりある程度の日数を必要とすることもあります。
慢性症状がある場合には、筋肉がとても固くなっていることがまれではありません。ですから、その人によって、よくなっていく道筋はさまざまです。手のしびれや指の痛みなども、全体のバランスが回復すれば消える場合が珍しくありません。
Q8 自分で何かすることはありますか?
A8 日常生活を気をつけたり、体操などを続けていただくのが一番です。
来ていただくのは、1週間に1度くらいですから、こちらで指導する生活のやり方や体操などを続けてもらわないと、いったん変化したものが元にもどってしまいます。
もっと言えば、施術が終わった瞬間から身体は元に戻り始めるといってもいいでしょう。ところが戻り方が人によってさまざまです。生活習慣や身体のクセが歪みを作っているのですから、それを修正する生活方法や体操がやはり必要です。
そうすると、これまでのからだのバランスとは違ったバランスが少しずつ生まれてきます。この新しいバランスがうまく続いてくれれば、健康状態が改善されていくわけですね。ですから私のすることは、自然に身体が変化していくのを促進することだけです。あとはあなたの身体が変化していくのですから、ご自身で守り育てていくことが大切です。
いずれにしても簡単にできることをお願いしています。でも忙しいことを理由に、なかなかやらない人が少なくありません。やらなければ、せっかく変化させた身体のバランスが元の木阿弥になってしまいます。そのあたりはご自分の責任でお考えになってください。
Q9 みのお腰痛セラピーでは特にどんな症状に効果がありますか?
A9 痛み・しびれなどに即効があります。
先にも述べたように、みのお腰痛セラピーでの施術は症状を取り除くことを直接の目的にしていません。でも明らかな改善をすることが珍しくありません。特に施術で効果を挙げることができる分野は、まず腰痛・膝痛・肩こり・首痛のような痛みですね。
内臓の病気などが瞬間に改善するというわけには行きませんが、せきや痛みのような症状が止まることは珍しくありません。普通には内臓の血行や神経の働きがよくなり、それからその内臓の働きが少しずつ改善するという道筋になります。場合によって病気の進行を食い止める働きも期待できるでしょう。身体の歪みと内臓の関係は、もっと研究されていい分野です。まだまだ未開拓の分野が残されていると考えています。
ただし、体の痛みには重篤な病気が背後に隠れている場合がありますので、 まずは医療機関で診察を受け、そうした病気がないことが明らかになってから施術にお越しください。
Q10 どのくらいの頻度で通えばいいのですか?
A10 1週間が一つの目安です。
これについて明確な基準はありません。人によって、また状態によって違いがあると思います。
その方の症状により異なりますが、初回から数回は続けて通われたほうが治りは早くなります。最初は少なくとも1週間以上、空けないようにとお伝えしています。
急性の症状がある人は、週に2〜3回ほど来てもらうこともあります。症状がある程度改善された方は、現実には1週間~10日に1回程度になると思います。
また人によって健康管理のため月に2回程度、通って来られる方もあります。利用法として賢明かもしれません。ただ、いつまでも漫然と通うということはしないでほしいと思っています。自己努力、これが基本です。
Q11 戻ることはないのですか?
A11 もちろん戻ります。
たった1度で身体の状況を完璧に変えてしまう方法などありえません。 しかも人は、それぞれ固有の癖を持っていますから、どうしても戻ります。
そこへ再び変化を与えると、今度は初めての時より大きく変わる。また戻る・・・。 こういうことの繰り返しでよくなっていきます。ですから一度で改善しないからといって、すぐに諦めてしまえば、せっかく受けた施術の効果がゼロになってしまいます。 ある程度の戻りは覚悟の上でなければ、からだを改善させることはできないことを、あらかじめお含みください。
Q12 好転反応が出ることはありますか?
A12 はい、出ることがあります。
世間では 「好転反応」という言葉を使いますが、私はこの言葉が好きではありません。何だかごまかしのような雰囲気を感ずるからです。むしろこう考えたらいかがでしょう。施術を受けると、からだが変化し始めます。しかし、その人のからだにとっては新しい状態ですから、すぐにバランスがうまくとれるとは限りません。そこで身体は新しいバランスを模索し始めるんだと思います。そのために、軽い筋肉痛やだるくなったり、また帰り道で眠くなったりすることがあります。そうして新しいバランスがとれるようになれば、快適な状態になってきます。人によって、状況によって、その長さは違いますが、2~3日は、そういう状態が生じる場合もあると考えておいた方がいいと思います。ですからこの間は、あまり激しい運動をせず、おとなしくしている方がいいでしょう。施術を受けてすぐに体操をしたために、逆戻りした人がありました。
Q13 服装はどうしたらいいですか?
A13 特別なことは必要ありません。
こちらでご用意いたしますので、手ぶらでお越しください。
Q14 不眠や神経症状などはどうなりますか?
A14 改善することが珍しくありません。
不眠のような神経の疲れといわれるものは、たいていが自律神経の異常です。 緊張が続いて、うまく緩(ゆる)めることのできない人が多いですね。 腰のところの仙骨が硬く、首や肩、背中も硬くなっていることが多い。 また脳に行くべき血液が十分に流れていないと、脳がうまく働かなくなっています。 いくら薬を飲んでも神経症状がよくならない人は、施術でこの点を改善すればずっと症状が軽くなるでしょう。
また、施術とともに、瞑想(マインドフルネス)と呼吸法のやり方を学んで下さればいいと思います。 施術を受けたうえで、瞑想や呼吸法に取り組めば、大きな効果を挙げることができるかもしれません。 日本では瞑想の素晴らしい効果が十分に知られていないのが残念です。