身体の声に耳をかたむけよう!
身体の声に耳をかたむけよう!
私たちの身体は非常によくできています。
何か異常があるといつも辛抱強くメッセージを送ってくれています。
異常があると不快な症状として、痛み、シビレ、かゆみ、だるさ、眠気、疲労感等・・・。
それはまるで警告灯が点灯しているかのようにメッセージを送ってくれています。
たとえば、車にはオイル切れを知らせる警告灯がついていますが、警告灯が点灯したからといって、中の電球を取り出して「これで問題解決」と思いますか?
もちろん、思いませんよね。
警告灯は「もうすぐ車に異常が起きるぞ」と警告してくれているのです。
電球を取り出してその場の問題は解決したとしても、いずれは車が故障してしまいます。
近代医学もこれと同じことをしています。
薬や痛み止めで病気の症状だけを取り除き、原因を排除しようとしないのです。
誰でも、時々は頭痛薬のお世話になるでしょう。頭痛薬に依存してしまっている人もたくさんいるようです。しかし、頭痛そのものは病気ではなく症状です。
身体が「何かおかしいところがあるぞ」と教えてくれているのです。
もちろん、薬には不快な症状を抑えてくれる大切な役割があります。
薬の効果が続く間は症状が緩和されます。
特に日常生活に支障をきたすような症状には、とても大切なものであり、薬自体を否定するものではありません。
しかし、薬は症状を一時的に抑えているにすぎません。
体が発信しているメッセージを消してしまっているとも言えるでしょう。
もしかしたら、薬で症状を消すことは、車のオイル切れを知らせる警告灯から電球をとってしまうよりもずっと危険なことが起こるかもしれません。
病気の予防や治療でもっとも効果的な武器は人間の免疫システムです。
人間には自然治癒力という素晴らしいものがあります。
私たちの身体はそれだけで完結した構造体であり、素晴らしいマシンです。
人間が長く健康に、そして幸せに暮らすのに必要な物質や本能などはすべて、人間の体の中に初めから備わっているのです。
ただ、何かの理由でそれらが発揮できないだけかもしれません。
身体の声を聴きましょう。
例えば、
「なんとなくだるい、寝てもスッキリしない」
という声が聴こえたら、疲れがたまっているのかもしれません。お酒を飲みすぎているのかもしれません。
身体を少し休めてあげましょう。
「腰が痛い、頭が痛い、肩こりがひどい」
という声が聴こえたら、身体が歪んでいるのかもしれません。
無理をしすぎているのかもしれません。身体の歪みを整えましょう。
とにかく、身体の声に少しだけでも耳をかたむけてみませんか?
自身の持っている自然治癒力を最大限に発揮するためには、
「身体の歪みを整える」ということはとても有効な方法の一つです。
是非、ご検討下さい。